ほう太パパの七転び八起き

妻にナイショのブログじゃありません。

低学年のころから子どもを塾にやる親の気持ちを20年越しで理解できた話

僕はかつて、塾の先生をしていたことがある。

そのときに、夏休みのあいだ、朝から夕方まで塾にやって来る小学校2、3年生の子たちがいて、先生をやりながらかわいそうだなあと単純に思っていた。まだ小さいんだし、夏休みなんだし、自由に遊ばせてあげればいいのにと。

 

ただ、長男が2年生となり、僕自身が長男を塾に行かせるようになり、初めてあのときの親御さんの気持ちに寄り添えるようになった。実に20年の月日が流れていた。

 

まず、1学期の学業についていけなかった子どもたちにとって夏休みというのは遅れを取り戻す大切な期間なのである。ここで追いつかないと、例えば算数で言えば、2学期からかけ算がはじまり、引き算さえあやしい土台の上に積み重ねられていくのである。担任の先生からもわざわざお電話をいただき(誤解のないように言っておくと、とても親身になって長男のことを考えてくださるよい先生だ)この夏休みの重要性を諭された。

 

それから我が家のように共働きの家庭の場合、夏休みは基本的に朝から学童保育を利用することになり、それならば朝から塾にやらせたほうが生産的なのではないか?という誘惑にかられる。学童保育にも自学の時間はあるのだが、学校の授業についていけない子どもに自学を期待するのはかなり厳しい。

 

自宅で親が子どもの勉強を見てあげないから塾にやらなきゃいけなくなるのだ、という意見もあるかもしれない。かくいう僕もそんな考えを持っていたことがあった。しかし実際にはこれもかなり難しいのだ。まず第一に、うちの長男はなかなかに強い個性を持っていて勉強をさせようとすると強烈に反発するし、弟、妹がそばにいる中で、ひとりだけ机に向かわせ勉強に集中させるなど、神の所業である。ちゃんとマジメに僕の話を聞いてくれるなら、どれだけでも長男の勉強に付き合おうと思うのだが、そういう想いは空回りするものだ。

 

塾だからといってがむしゃらに勉強をさせるわけではない。ちなみにうちの長男が通っているのは公文だが、長男の個性に合わせて手厚くサポートをしていただいている。塾における勉強に集中できる環境と、そして親身に接してくださる先生方というのは、学校の授業についていくのが困難な子を持つ親にとってはとても貴重なものなのだ。

 

僕は長男にクラスで上位の成績に入ってほしいとか、進学校を目指しているとか、そういうつもりはないのだけど、勉強を嫌いにならないでもらいたいなと思っている。現状の学力で学校の授業がどんどん進んでいくと、やっぱり勉強が好きにはなれないような気がしていて、それをなんとかしたいという思いで子どもを塾にやっている。(といっても週に2回、30分程度だけども)

もっといい方法があるのかもしれないが、とりあえずはこの方針で進めてみたい。

 

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