昨日のブログで長男(小2)が算数のテストで0点を取ってきた話を書いたが、一方で国語で100点を取ってきていた。それを息子のランドセルから見つけた僕は(自分でランドセルの中からプリントを出さないことは問題なのだが、それはひとまずおいておいて)これはたくさんほめてあげよう、算数のテストで0点を取っていたので(これも僕がランドセルから見つけたものだが)きっと多少なり落ち込んでいるだろうから、その分もほめてあげようと思ったのだ。
ほめるのを忘れないようにと、100点のプリントを目立つところに置いておいて(テストを見つけたときが夜で、長男はもう寝ていた)翌朝、家族みんなの前で、
「見て〜、長男くんが、なんとテストで100点取りました〜。すごいね!! おめでとう!!」
とほめたたえた。すると長男は、まったくうれしくなさそうな顔で
「ぜんぜんすごくない」
と言った。がーん。なんか、ほめたこっちが、がーん。あれ? なぜこんなにも響かなかった?
で、その後、読んでいたこちらの本に、まさしく関連するような話が載っていた。

子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方 大全
- 作者: アデル・フェイバ,エレイン・マズリッシュ
- 出版社/メーカー: きこ書房
- 発売日: 2015/08/19
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第5章 子どもが自分で自分をほめる効果的なほめ方
ここには次のようなことが書かれている。
ほめられると、ほめている人に対する疑いが起こってきます。(中略)ほめられると、自分の欠点に注目させられることがあります。(中略)ほめられると、心配になってしまって、活動の妨げになることがあります。
あー、まさにこれだなーという感じ。
おそらく100点をほめられた長男は、
- 他のテストじゃ0点取ってるし(欠点に注目)
- 次のテストじゃ100点取れないし(心配)
みたいな感情が前面に出てきたのだと思う。長男の性格からいって、めっちゃあり得そう。
で、上の本では次のようにほめることを推奨している。
- 評価しないこと(上手、すごい、すばらしいなどは避ける)
- 見えることを言い表す
- 感じることを言い表す
- 子どものほめられるに値する行動に、要約した言葉を当てる
1の「すごーい!」と言わないことは本当に難しく、ついつい言っちゃうんだよなあ。
さて、今回の長男のテストではどういうほめ方がよかったのか、考えてみた。
「漢字のこの場所、ちゃんとはねてるね。ちゃんとはらえてるね。ていねいに書けてるね」
とか
「長男くんがいつも漢字ドリルを宿題でがんばっていることを知っているよ。100点が取れてお父さんはうれしいな」
というような言葉をかけるといいはず。たぶん。今度はがんばってみよう。
twitterやってます。
4歳、年中さんの長女が、今朝、保育園でお茶を飲みたいと言い、飲ませたら結構な量を床にこぼしたのだけど、そこで泣いたり、僕を頼るでもなく、さっと自分のハンカチを出してふけたというのは、我が子ながらすごいと思う。ミスしてもリカバリーできるといつのは生きる上で強いよなあと。
— ほう太パパ (@houta30) 2018年7月12日