長男と一緒に不登校を楽しもう

小3の長男が不登校になりました。

子どもが生活保護を受けるようになっても構わないと言い切る妻

事の発端は些細なことだった。小2の長男が宿題をせずにゲームをしようとしたので、僕は「ゲームは宿題が終わってからの約束だったでしょ」と言った。すると長男は泣き叫び、僕への暴力行為に及び、まあ、手のつけられない状態になった。ただそれは僕にとっては想定内の言動で、例えば長男の言動に屈して宿題が終わっていないのにゲームをさせれば、それは彼自身のためにならないと思っていた。

 

しかし妻は違った。僕に近づくと「こんなことになってまで宿題をさせることに何の意味があるのか」と問う。「いや、だから宿題が終わってからゲームという約束でね・・・」と僕は答えたが、妻の疑問はもっと根源的なもので宿題というシステムは効果的なのか(妻は効果がないと思っている)というものだった。

 

小2の宿題は確かにつまらないものである。漢字の書き写し、計算問題の繰り返し。ただ僕はそういう反復学習の効果はあると思っている。思ってはいるが、妻と話していると分からなくなった。反復学習の効果は、例えばテストの点数などで見れば顕著に出るだろう。しかし長男がそれで勉強を好きになるかと言われれば、ぼくはとたんに歯切れが悪くなる。テストの点数が上がって好きになるかもしれないが、無理矢理に宿題をさせることで嫌いになるかもしれない。さらに妻は言う。「こんなふうに親の力で押さえつけられるのはほんのちょっとの間だよ。そのうち、宿題をやってないのにやったと嘘をついてごまかすようになるよ」

 

妻に言いくるめられそうになった僕は反論を試みる。宿題をすることには、学習効果以外にも、決められたルールを守るための訓練的な要素もあるのだと。こういうことを守れないと極端な話、社会に適合できなくなる恐れもあるのだと。宿題をやりたくないからと言って、それをはいそうですか、と受け流していたら一向に成績は伸びず、彼自身の進路にも大きく影響を及ぼすだろう。もしも学校に行きたくないと言い出したら、それもはいそうですかと受け入れるのか。そりゃ僕だって、いじめられて学校に行きたくないという長男を無理矢理学校に行かせるつもりはないけれど、たぶんそんな切羽詰まった理由でなくても君(妻)は学校を休ませるだろうね。大きくなって、働きたくないって言い出したら君はどうするの?

 

そうしたら妻は言った。

「働かなくても生きていける。生活保護でもなんでも受ければいい」

 

何というか妻にはブレがなく、先進的というか前衛的というか、ちょっと僕が持ち合わせていない考え方をするので、最初はなんでこんな簡単なこと(僕が常識だと思っていること)が伝わらないんだろうと思いながら話すんだけど、そのうちこちらのほうが前提としている固定概念を大きく揺さぶられる。

 

いまでも妻の意見は極端だと思っているが、一方で、長男に無理にでも宿題をさせようとしていた点を反省もしている。それから宿題が終わったらゲームにしようというようなやりとりは、勉強をペナルティーとして見ているとも思い始めた。苦しくてつらい宿題をがんばったら、楽しいゲームが待ってるよ、みたいな話になってるよな。それで勉強が好きになるはずないよなと。僕は長男に宿題をするようになってほしいというよりは、勉強を好きになってもらいたいのである。

 

そんなこんなでまだ試行錯誤中。

 

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