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ほう太パパの七転び八起き

妻にナイショのブログじゃありません。

選挙に行っても無駄だという感情は、英語ができない感覚に似ている。

雑談 育児

こちらの記事を読みました。

www.whitestyle00.com

 

あらかじめお断りしておきますが、この記事に対して辛辣なコメントを寄せるつもりはありません。むしろかつての自分は同じように感じていたなあ、と共感しました。

 

さて、上の記事を読んで思ったことはいくつかあるのだけど、個人的にしっくりきたのは、選挙に行っても無駄だという感情は、英語ができない感覚に似ているなあ、ということである。

日本人の大部分が、長年英語を学んできたにも関わらず、英語に苦手意識を持っていると思う。ご多分に漏れず、かつての僕もそういう苦手意識を持っていたのだが、仕事の関係で英語を使わざるを得なくなり、その苦手意識がかなりなくなった。

誤解して欲しくないのだけど、英語が得意になったわけではない。TOEICなんかを受けたことがないんだけど、仮に受けたとしても高得点は取れない自信(?)がある。

 

ではなぜ苦手意識がなくなったかというと、英語を使わざるを得ない仕事をこなしていくなかで、仕事とは関係のない部分で外国人とコミュニケーションを取れるようになったからだ。

例えば、

Good morning! How are you?

みたいなのが、リアルに尋ねられるのだけど、英語になじむ前の僕はそこで一気に緊張し口ごもってばかりいた。ところが、それをほぼ毎日繰り返していると、もういちいち緊張しなくなるのである。

OK. I'm good.

とか中学生の初期に習うような言葉を返して、たったそれだけのことなのに、あ、僕、英語でしゃべれてる、みたいな感覚になるのである。

 

それ以外にも、パソコンのトラブルをかかえた外国人に呼び出されて、どういう不具合があるのかを流ちょうな英語でダダダダーと説明されることがある(困ってるのは分かるけど、まあ、いったん落ち着けよと言いたくなるほどに)。ところどころで聞き取れる単語もあるのだが、半分くらいしかついてはいけない。だけど、パソコンを見れば、どういうトラブルになっているのかは察しがつく。

そこで、僕は解決してあげる。

すると、めっちゃ感謝される。Oh my god! レベルでね。

そしてその結果、僕の英語への苦手意識がまた薄れていく。面白いのは、この問題解決で役だったのは英語力ではなく、単なるパソコンの知識だったにも関わらず、なんだか英語ができてる気がするということだ。

 

これらの体験を通して僕が思うことは、日本人の多くは英語を必要とする状況下におかれることが少なく、そのせいで英語にまつわる成功体験をすることが極端に少ないのではないかということだ。その結果、英語に対する苦手意識が冗長される(克服する機会を逃している)のである。

 

これと同じようなことを選挙に対しても思うのだ。僕らは選挙にまつわる成功体験があまりにも少ない。別の言い方をすれば、選挙にいかなくちゃと考えさせられる事態に遭遇することがあまりにも少ない。

 

僕自身は選挙権を持ってから基本的には選挙に行っていたけれども、気持ちとしては冒頭で紹介した記事に書かれていたような思いを抱いていた。そんな僕が選挙を身近に感じるようになったのは、子どもが生まれことが大きい。

 

子どもが生まれたことによって、マクロ的な視点で言えば子どもが幸せになれる未来になってほしいと望むようになったし、ミクロ的な視点で言えば、子どもを育てるのにこんなにお金がかかるのかとか、保育園に預けることの難しさ、子どもの医療費がかからないことのありがたさ、などを実感することができた。これらのことはもちろん、政治や経済に大きく関わる話なのだから、選挙への関心もおのずと強くなる。

 

まあ、選挙に行って、仮に支援した候補や政党が当選したとしても、目に見える形で恩恵を受けるほどの成功体験をすることはかなり難しいとは思うけれども、少なくとも無関心ではいられない。

 

冒頭で紹介したブログの主は、おそらく、日々の生活の中で多少の不満はあるのだろうけど、どれも許容範囲なのではないかと推測する。切迫した状況でないために「僕の一票で何かが変わるとは思えない」というような、ある意味では余裕のある発言が出てくるのだろう。ちなみに僕の場合は、自分の一票の重みを考える余裕すら日々の生活の中になく、とりあえず選挙には行っておかなきゃな、というような感じだった。

 

そういう意味では投票率が低いというのは、幸せの現れなのかもしれない。政治に関心がないとか、選挙に行ったって意味がないと言えるくらいには、現状に満足した人々なのだ。幸せを数値化することは難しいとよく言うけれど、投票率の逆数はそれなりに面白い指標だろう。

 

まずは政治への小さな関心を積み重ねて、僕が中学生レベルの英語でも満足しているように、とりあえずは選挙会場に赴いてえんぴつを手に取りなにかを書いてみる(余談だけど、あれってすごく書き心地がいいよね)ことから始めてもよいのでは?

 

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