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ほう太パパの七転び八起き

妻にナイショのブログじゃありません。

事故を目撃したらいろいろ考える前に救急車を呼ぼう。

雑談

まずはじめに、本エントリーは読者のみなさんの不安をあおることが目的ではないのであらかじめ書いておきますが、ぼくが目撃した事故では幸いなことに大事には至りませんでした。

  

今朝、偶然、交通事故を目撃しました。

より正確には事故の直後を目撃しました。

(しかし、ぼくよりも事故の瞬間を正確に目撃したひとはいなかったはず。少なくとも現場にかけよらなかった)

 

順を追ってお話しします。

 

朝、電車を降りて職場に歩いているときに、女子高生が運転する自転車と、3歳児(これは後になって分かったこと)が衝突しました。

ぼくは、大きな音で異常に気がつき、転んだ女子高生と男の子が泣いているのが見えて、お父さんがかけつけていました。

 

子どもは大きな声で泣いてお父さんにしがみついていました。

女子高生は痛みとショックからか、放心状態。

ケガの度合いから言うと、男の子のほうが顔をすりむいてひどい様子でした。

 

「救急車を呼びましょうか」とお父さんに言ったけど、それほどのことではないという感じで「大丈夫です」と言われました。

確かに、男の子の意識ははっきりしていたし、痛みでぎゃんぎゃん泣いてたから、ぼくも大丈夫かもしれないと思いました。

女子高生のほうも、救急車を呼ぶほどのケガではないように見えました。

 

女子高生も、男の子もそのお父さんも、ぼくは話したことはなかったけど、通勤路なので何度か見かけたことはありました。

お父さんがお子さん3人を連れて、保育園につれて行っているのも知っていました。

事故は保育園に渡る横断歩道で起きたのです。

 

ぼくはすぐに保育園の先生を呼びに行きました。

すぐに先生がかけつけて、ケガのなかったふたりのお子さんを先に保育園へと連れて行きました。

 

その場にいたのは、事件の当事者と保育園の先生が2名、そしてぼくでした。 

そこにいたみなが少しだけ落ち着いて(時間にして事故後5分くらいかな)お父さんが女子高生の連絡先を聞こうとされたので、ぼくが女子高生から学生証を受け取り、メモを取りました。

 

そこまでして、ふと、

いや、これは警察を呼ぶべきだろう

とぼくは思いました。

 

免許を持っているかたなら特にお分かりかと思いますが、保険のことを考えたりすればきちんと警察を呼んで事故証明書(?)を作成してもらうべきです。

今回の事故は車が関わってませんでしたが、相手が自転車であってもそれは同じなはずです。

 

ぼくもようやく頭が動き出して、お父さんに

「これはちゃんと警察を呼んだほうがいいですよ」

と声をかけることができました。

お父さんも同意されて警察を呼びました。

 

(ちなみに、今回の事故においてどちらが加害者で被害者だとか、過失の割合がどれくらいとか、そういうことはよく分かりません。子どもが3歳だったということ、相手が自転車だったということを考えるとぼくには子どもが被害者のように見えましたが、女子高生もケガをしていたわけで、女子高生の側からしても警察を呼ぶべきだったと思っています)

 

警察が来るまでのあいだ、当事者と保育園の先生とぼくとで待ってたんですが、子どもが顔に傷を負ってることが気になりました。お父さんによれば、転んだ拍子に自転車の下敷きになったという話でした。あらためてよく見ると、最初は気がつかなかった髪の毛の下にも擦り傷がありました。

 

何度かお父さんに、救急車を呼んだほうがいいのでは、と言いましたが実際に呼ぶまでには至りませんでした。

 

誤解のないように書きますが、救急車をすぐに呼ばないお父さんを非難しているわけではありません。

偶然にも、ぼくには事故にあった男の子と同い年の息子がいるんですが、自分の息子が同じ状況だったとして、まあ、救急車を呼ぶほどじゃないだろうと思ってしまうような、そんな状態だったのですから。

 

お父さんは救急車を呼ぶつもりはなかったのですが、病院には連れていくつもりでした。

「頭を打ってるので後で検査をしてみますが、たぶん大丈夫でしょう」

とお父さんが言われました。それに対してぼくも「そうですね」とうなずきました。

 

でもこれって、すごく危険な会話だと思うんです。

 

ぼくはもちろんのこと、おそらくはお父さんも実は外科医だった、とかそんなことはなく、ふたりとも医学的な知識などない、ど素人なわけです。

たしかに、子どものケガはよくあることなので、そういう意味では慣れているんですが、そのときのぼくもお父さんも、単なる希望的観測で話をしていたわけです。実のところ、男の子の頭の中が「たぶん大丈夫」と判断できる根拠など、その現場で、なにひとつ持ってなかったんです。

 

まさか、そんな大変なことにはなってないだろう。

すりむいてるだけ、ちょっと血が出てるだけ、

お父さんは子どもが不安がるようなことを口にしたくなかったのかもしれません。

同じ子どもを持つ親として、事態を悪い方に考えようとしない気持ちはよく分かります。

ぼくだって、確たる理由もなく、大丈夫でしょうとうなずいたりしてたわけです。

 

もうひとつ、救急車を呼ぶことを鈍らせる要因がありました。

実は事故の現場のすぐ近くに整形外科があったのです。

時間が早かったためにまだ開いてはいませんでしたが、とりあえずそこにつれて行ったらどうだろう、という話が出ていました。

 

しかしよく考えると、整形外科では頭の中を見てくれるわけではありません。

おそらくは脳神経外科とかで見てもらうことになるのでしょう。

保育園の先生が、

「整形外科で紹介状を書いてもらっては?」

と言われて、ああ、なるほど、と一瞬思いましたが、まず整形外科が開くまでに約30分、それから診察を受けて紹介文を書いてもらい、タクシーかなにかで紹介先に行って、そこで専門的な検査を受けれたとして、それは事故の発生からいったいどれくらい後のことになっているのでしょう。

 

そんなことを考えて、ようやく、

やっぱりいま、救急車を呼ぶべきだ!

という結論に、ぼくの中で至りました。

 

それから、少し強引にお父さんを説得して救急車を呼ぶことにしました。

検査を受けるなら少しでも早いほうがいい、整形外科が開くのを待ってたらどんどん遅くなります、病院をたらい回しにされるかもしれません、そんなことを言って説得しました。

 

そうして救急車が到着したのは、事故が発生してから約20分後のことでした。

 

ぼくが現場にいたのは救急車が到着するまでで、そのあとは職場に行ったので詳しいことは分かりません。ただ、仕事の帰りに保育園に立ち寄って、男の子も女子高生も大事にはいたらなかったことを確認できました。

 

それを聞いてぼくは安心しましたが、朝、職場についたときは、もっと早く救急車を呼ぶべきだったと反省していました。

なんだかんだと言って結局救急車を呼んでいるのです。だったら事故の直後に呼んでおくべきだった、そう思ったのです。

 

結果的に大事には至らなかったけど、5分、10分のタイムロスで容体が悪化していたかもしれません。

当事者はやはり気が動転しているし、その場に居合わせた第三者が多少強引にでも、真っ先に救急車を呼ぶべきだと思いました。

医学的な知識のない素人がいくら考えたところで、安心していい状態かどうかなど、分かるはずがないのです。そんなことを考えるくらいなら、とにもかくにも救急車を呼ぼうと。

 

そんなこと分かってるよ、そう思う人もいるでしょう。かつてのぼくも頭では分かっていました。さらに言えば、ぼくは救急車を呼んだ経験が、事故ではありませんでしたが、過去に2回ありました。しかし、そんなぼくでも事故の直後に救急車をスムーズに呼ぶことができなかったのです。

 

緊急性のない症状で救急車を呼ぶことを問題視されることもありますが、事故が起こっているときは別です。

素人の目では判断しようがありません。

救急車を呼ぶべきかいなか、そんなことを話し合ったりする必要はなく、まっさきに119番。

このことをよほど頭にたたき込んでおかないと、実際には行動に移せないのです。

 

それが今日、ぼくが学んだことであり、このブログを通して少しでも多くのかたに伝わればいいな、そう思ってエントリーとしました。

 

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