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ほう太パパの七転び八起き

妻にナイショのブログじゃありません。

銭婆ならこう言うだろう「夫はみなやさしいよ、やさしくて愚かだ」

先日のエントリーで、育児中の妻にハーゲンダッツを買って帰る話をしました。

育児中の妻に殺意を抱かれないために、夫が気をつけるべきこと。 - ほう太パパの七転び八起き

 

これについて、すごくたくさんのコメントをいただいて、ぼくも勉強になることが多かったです。

今日はいただいたコメントを元に、お話ができればと思ってます。

 

どのコメントも基本的になるほどー、と思うわけですが、自分の考えとほぼ真逆、そう捉えたかー、というコメントも中にはあるわけです。で、そういうコメントこそ特に勉強になります。

 

要約すると次のようなコメントが新鮮でした。

ハーゲンダッツを買ってやった、という上から目線。

ハーゲンダッツひとつで、妻に育児をがんばらせようとする夫。

ハーゲンダッツを買ってきたよ、という恩着せがましさ。

 

これはひとえに、ぼくの文章力のなさを反映してると思うんだけど、上のコメントで指摘されてることはぼくが意図したことじゃなかったし、このままだと夫という存在を妻のみなさんに誤解させてしまうかなあと思ってます。

 

もちろんすべての男性に当てはまるわけじゃないけど、前回のエントリーのAさんにしろ、Bさんにしろ、Cさんにしろ、上から目線とか、ハーゲンダッツで事態がなんとかなるとは思ってないわけです。

 

そこにあるのは、うーん、ちょっとキザな言い方になっちゃうけど、

 

妻の笑顔を見たい、

 

っていう純粋な思いなんです。

 

で、やさしくも愚かな夫というのは、妻の大好物を買って帰ったら喜んでくれるかなって発想しがちなんだと思います。

よもや自分の言動が、妻の逆鱗に触れるなど、想像もしないわけです。

ええ、そうです、とっても短絡的ですよね。

 

ハーゲンダッツなんて、まったく些末なことで、問題の本質でもなんでもありません。

前回のエントリーではハーゲンダッツという言葉が一人歩きしすぎて、自分の文章力のなさを反省するとともに、オリジナルの記事を書かれたスズコさんにも、なんの罪もないハーゲンダッツさんにも申し訳なかったなあと思っています。

 

本来であれば、自由な時間などみじんもない妻のために、どうすれば育児の負担を減らせるだろうかと、そういうことを考えるべきなのです。

しかし、これはなかなかハードルが高い。

 

まず、日中の妻がどんな状態なのかを、完全に理解することが夫にとっては難しいのです。

例えばトイレに行くことすらままならないとか、慢性的な寝不足だとか、やれどもやれども減らない家事だとか、そういうことは実際に自分が体験してみないと、本当の意味で理解はできないのです。

目に見えていることや、口に出して説明してもらったものは、一応理解はできるけど、共感まではできなかったりします。

 

で、なんらかのきっかけがあって、問題が明るみになったとします。

ここでやっかいなことは、妻の抱えているトラブルだったりストレスについて、やさしくも愚かな夫は

話せば分かる、

と思っていることです。

Aさんも、Bさんも、Cさんも、ハーゲンダッツを食べながら、妻とゆっくり話そうと思ってるわけです。そうすれば妻の疲れも取れるだろう、もしくは事態が好転するだろうと信じて疑わないのです。

 

だから、買って帰ったハーゲンダッツをこっそりと冷凍庫に入れておくという発想も、あまりできないんじゃないかと思います。 

(こっそり入れて置くのがいいのでは、というコメントもいただきました)

 

夫婦間での会話が重要なことは言うまでもないことだけど、

いまはそのときでないとか、

妻がひとりになれる時間を作ってあげようとか、

そういう発想はある程度経験を積まないとできません。

こういう経験を積まない状態でストレスだけが重くのしかかってくると、最悪の場合、離婚にいたったりするのだと、ぼくは思います。

 

あとハーゲンダッツを買ってきたというのが「恩着せがましい」というコメントもありました。

そういう意見をもつ方には、火に油を注ぐことになりそうだけど、たしかに妻に「ありがとう」と言ってもらいたい思いはあるように思います。

あくまでぼくの個人的な話だけど、

妻がつらそう → なにかをしてあげたい → ありがとうと言ってもらいたい

という下心があります。

で、そういうときに思うような反応が妻から返ってこないと

 

ありがとうも言ってもらえなかった、

 

と思ってしまいます。

 

これを読んだ大部分の妻のみなさんは

はあ!?

と思うでしょう。

でも、そういうものなんです。

未熟な夫に腹も立つでしょうけど、まずはそういうことがあるということを受け止めてもれると、うれしいです。

 

一方で、コメントの中に、妻にハーゲンダッツを差し出すときに「いつもありがとう」という言葉を添えたらいいのに、とありました。

これはまさにその通りだと思います。

「ありがとう」のキャッチボールをすることは、危機的状況から抜け出すための第一歩となるでしょう。

 

それから次のようなコメントもありました。

こういう記事は少子化を助長するので自粛すべき。

こういうのを読むと結婚や出産を躊躇する。 

 

これらについては、ぼくは全面的に反対の立場です。

 

夫にしろ妻にしろ、育児中に体験した嫌なこと、つらいこと、腹が立ったことは、もっともっと発信すべきだと思います。

臭いものにふたをしても、においが中にこもるだけで、いずれそれは暴発するかもしれません。

あと、面と向かって言われたら腹が立つことも、第三者の発言として冷静な状況で受け止めれば、いろいろなことを考えられるきっかけになるかもしれません。

 

それから、産後クライシスの渦中にいるときに発信しておかないと、ある程度子どもが大きくなって危機を乗り越えたときに、当時のことを忘れてしまうことがあるのでは、とも思います。

先人たちから学ぶことは決して少なくないのではないでしょうか。

  

結婚や出産を躊躇させる恐れについては、結婚や出産をしたあとに、

 

ああ、こんなはずじゃなかった、

 

と思うかもしれないリスクよりはよいと思っています。

 

ただね、深刻に受け止めすぎる必要はないんですよ。

だからこそ、ぼくは笑い話として書いたつもりでした。

 

コメントの中に、夫婦で笑いながら読みました、というものがあったけど、それがぼくの目指していたところです。

もしくは、我が家だったらAからCのどのタイプだろうとか、ぼくが考えなかったDさんもあり得るよねとか、そういうことを夫婦で話すきっかけになればなあ、と思っていました。 

しかし大多数のひとに、それが伝わってなかったのであれば、まずかったなあと。言葉足らずだったと反省してます。

 

ちなみにぼくは、妻とこたつに入りながら、

 

どんなふうにエントリーを書けばたくさんのひとに読んでもらえるだろうねー

 

なんて言いながら書きました。

 

これはぼく個人の意見だけど、産後のトラブルは、本当にしんどいもので、出口の見えないような絶望感を感じることが多々あります。

だけど、だからといって、深刻に夫婦が話し合っても解決にはつながらないことが多いです。

 

むしろこたつに入ってお茶でも飲みながら、なごやかに話し合ったほうがいい。

そのためには、問題が起きているそのときに話し合うとかじゃなくて、例えば土曜日のこの時間に話そうね、というふうに前もって話し合う日時を決めておいたらいいです。

 

産後クライシスなんて、いかにあっけらかんと、楽しく笑い飛ばせるかにかかっている。

 

これがぼくが現時点で達している結論です。

そのためには、言いたいことを我慢したりするのではなく、リアルな空間でもネット上でも、タブーなどと思わずに、ざっくばらんに発言することが大事だと、ぼくは思っています。

そして、そういう話を受け取ったひともまた、一緒になって笑いに転じられるようサポートしてあげる。そんなことができたら、解決に一歩近づけるような気がしています。

 

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余談ですが、本エントリーのタイトルは、千と千尋の神隠しで、魔女の契約のハンコを盗み出した瀕死のハクをかばう千に、湯婆婆(ゆばーば)の双子の姉、銭婆(ぜにーば)が言った言葉からヒントを得ました。

千と千尋の神隠し (徳間アニメ絵本)

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