本日、いつものように息子の気まぐれに妻がイライラし始めたんですが、そのときに奇跡的に円満な解決を見たので、参考までにご紹介しておきます。
本日の息子の気まぐれ
ご飯(お米)を食べない。
「のり」と一緒なら食べると言い出す。
(のりを持ってくる)
妻に、ご飯を手巻きのようにしろと言う。
(手巻きを作る)
のりのパッケージにおにぎりの写真を見つけ、やっぱりおにぎりの形のほうがいいと言う。
(おにぎりを作る)
のりがでかい。
(のりを半分にする)
ご飯の形がちがう。
(ご飯を握り直す)
ご飯が多い。
(ご飯を減らす → 結局、最初の手巻きのようになっている)
今日もこの殺伐とした空気に耐えなくてはならないのか・・・。
息子の言動を簡潔に書きましたが、実際には「泣き叫ぶ」などの感情的な演出が随所に散りばめられています。今日の妻は、「のりがでかい」あたりでぶちきれて精神的な限界が来ていたようでした。
でも、一応、最終的には息子のオッケーが出る形のおにぎりができあがりまして、とはいえ、食卓はもういつちゃぶ台がひっくり返るかも分からない殺伐とした空気に包まれていたのです。
それでぼくが息子に
「ママにありがとうって言おうね」
と言ったら、息子も素直にお礼を言って、ずいぶん空気が軽くなりました。
さらに息子は
「ママはやさしいもんね」
というアドリブまで付け加えて、一気に妻の機嫌が直りました。
今日ほど劇的に、家の中の重苦しい雰囲気が一変することもめずらしいです。
それにしても、もうすぐ3歳の息子は、際限なく妻をいら立たせては、ぼくでは到底なし得ないほどの幸福感を与えたりもするので、ほんとに不思議な存在です。