ほう太パパの七転び八起き

妻にナイショのブログじゃありません。

バングラデシュからの留学生に学んだこと。

みなさん、小さな子どもを連れてレストランなどの予約を取るとき、どうしてます?

 私は必ず

「小さい子どもがいますが問題ないでしょうか」

とたずねるようにしています。

子どもがいる親御さんであれば分かるかと思いますが、子連れで外食となると、やはりほかのお客さんの迷惑にならないかと気になるものです。その点、事前にお店の了承を得ることができれば、わずかながら気が楽になるものです。

迷惑をかけることは悪いこと?

突然ですが、日本という国は、他人に迷惑をかけることに過剰に反応していると思います。そういう面が、日本人の道徳心を支えていたりするようにも思いますが、もっと私は、日本人は他人に迷惑をかけることに寛容になるべきではないかと思うのです。

もちろん子連れでお店に入ることで、迷惑をかけることもあるでしょう。

ギャーギャーと手に負えなくて、時には子どもをつれていったんお店の外に出るなんてこともよくあります。 

でも、それはお互い様だよね、そんなふうに感じられるような空気を作り出せたら、もっと素敵なことだと思うのです。

きっと誰しも、人として生きている以上、どこかでだれかに迷惑をかけている、と思うんです。

たとえば、

もしかしたら電車の改札口でつまづいて、後ろのひとを待たせたかもしれない。

イヤホンの音漏れが周りの人に聞こえていたかもしれない。

財布を落とすかもしれない。

ほかにもたくさん。

そんなふうに考えられたら、だれかに迷惑をかけられたとしても、広い心で受け止めてあげることができるのではと思うのです。そして自分自信も、もっと気兼ねなくだれかに迷惑をかけることができるんじゃないでしょうか。

バングラデシュからの留学生 

かつて私の職場にバングラデシュからの留学生がいました。

このひとは、役所に一緒に来てくれ、車を出してくれ、引っ越すから手伝ってくれ、と日本人ならちょっと躊躇してしまいそうなことを、何食わぬ顔で言ってきました。遠慮というものを知らないのです。

当時の私はそれがいやで、というか面倒で、なんでこんなことに付き合わされてるんだろうと思うことが少なくありませんでした。

 

そんな彼でしたが、一方で、私の英語の先生になってくれました。

バングラデシュは、母国語はベンガル語ですが、学校などでは英語を使うそうで、非常に堪能だったのです。私は彼の時間を割いて英語を教えてもらっても、なんの引け目も感じませんでした。なぜなら、自分も彼のためにいろんなことで時間を割いていたからです。

ご飯もよくごちそうしてくれました。もしも日本人からごちそうされていたら恐縮してしまうくらいにたくさん。でも、私は恐縮しませんでした。だってお互い様だったから。

当時は気がつきませんでしたが、互いに迷惑を掛け合う間柄というのは、思いのほか心地のよいものです。例えるなら、家族の間柄に近いかもしれません。

 

私たちはどうも窮屈な世界に住んでいるような気がします。

もっとみんなで迷惑を掛け合ってはどうでしょう。

なにかを迷惑に感じたら、思い切ってそれを相手に返したり、もしくは別のひとに返したらどうでしょう。

みなさんが思うほど、迷惑を掛け合う世界は、住みにくくはないものです。

私は、みなが迷惑をかけまいときゅうきゅうとしているよりも、どこかラフでいい加減な、そして他人のいい加減なところを気にしないほどいい加減なひとたちと、一緒に暮らしていきたいと思うのです。

 

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